RaspberryPi CM4には高速信号がありますがその中でもEthernetの配線に苦労したのでブログにしました。
1000BASE-T
2本で1ペア x 4ペア、半2重で通信を行うことにより
1ペア250M x4ペアで1000Mを実現しています。
プリント基板を設計する際に高速信号のためインピーダンスと合わせて配線長も管理しなくてはいけません。
なおRaspberryPi CM4のDatashreetによるとペア内では0.15mmと記載がされています。
RaspberryPi CM4のピン位置
スルーホールを使わずに短めに配線するには上記の方向のみとなります。
さらにRJ45コネクタはロックが下のタイプ(左がわが0で右が3になる)が必須となります。

RJ45への配線
できるだけミアンダは使わないようにして配線したのいですが、
どうしても1_Nと1_Pはミアンダが必要となってしまいます。

これはLANケーブルのペアが
- 1-2
- 3-6(ここが離れている)
- 4-5(ここが3-6の間に入る)
- 8-7
となっているためでしょうがないところなのですが、
ただRJ45コネクタはロックが上のタイプではコネクタ内部で並びを変換していて
- 1-2
- 3-4
- 5-6
- 8-7
となっているものが多いです。
結局、何をいいたかったというと。。。
RaspberryPi CM4もRJ45コネクタはロックが上のタイプに合う仕様で合って欲しかった。ということです。。
補足、CM4IOボードのDF40コネクタ間隔
RaspberryPiをCM4IOボードに取り付ける時にキツイ(固い)感じがしていたりします。
もしかすると、
CM4IOボードDF40コネクタ(RaspberryPiを取り付けるコネクタ)の設計資料から0.08mmズレている
ためではないかな?と思っていたりです。
(CM4IOボードにDF40コネクタ2個の間隔が33.92mm、RaspberryPiが34.00mmとなとっている)
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